途上国で約6千万人にエルニーニョの影響が及ぶ可能性
通常ならば11月から12月にかけてピークを迎え、緩やかに終息に向かうはずのエルニーニョ現象が、今回は12月末になってもなおピークを保ち続けています。
Credit: NASA
米航空宇宙局の最新の観測データによると、1997~98年のエルニーニョと比較して、2015~16年のエルニーニョは海水温の高い範囲が広く、終息に向かうタイミングも遅くなっているようです。
すでに世界中に洪…
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