1年間の二酸化炭素濃度上昇幅が過去最高を記録

  2015年は、世界の平均気温が観測史上最高を記録し、産業革命前からの気温上昇が1℃を初めて超えた年でもありましたが、二酸化炭素濃度が最後の300ppm台を記録し、400ppmを超えるのが日常になってしまった年でもありました。   また、2015年から始まった今回のエルニーニョと並んで史上最強レベルと言われる1997年から98年にかけて起こったエルニーニョ発生時に大幅に二酸化炭素濃度が上昇し…

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アメリカ本土は観測史上最も暖かい冬を経験

       2015年12月から2016年2月までの平均気温の平年(20世紀の平均気温)からの偏差       Credit: NOAA   米海洋大気局(NOAA)の発表によると、2016年2月の米本土の平均気温は、同月としては観測史上7番目の暖かさでしたが、2015年12月から2月までの「冬」は、121年の観測史上最高の平均気温を記録しました。   また、2015年3月から2016…

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