気候変動によってジカ熱やデング熱を媒介する蚊の生息域が拡大するという研究結果

  気候変動による気温と湿度の変化が原因で、ジカ熱や黄熱病、デング熱などの感染源となるネッタイシマカの生息域が拡大し、気温上昇の最悪のシナリオで人口が最も増えた場合、最大で90億人近くが蚊の媒介によって疾病に感染するリスクがある生息域に住むことになるという研究結果が科学誌「Climatic Change」に発表されました。   地球上には、約3,500種の蚊が存在しますが、デング熱やジカ熱、黄…

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