南極の二酸化炭素濃度が400万年ぶりに400ppm超え

  現在、大気中の二酸化炭素濃度がかつてない速さで上昇しているという記事をこれまでにいくつか書いてきました。今年に入ってから2月、4月、5月の二酸化炭素濃度、昨年(2015年)の同月と比較して記録的な上昇幅になっていることや、二酸化炭素濃度と気温が急激に上昇した暁新世(ぎょうしんせい)・始新世(ししんせい)境界温暖化極大期(PETMと呼ばれています)よりも現在の二酸化炭素排出ペースが遥かに速いこ…

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