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8月21日から22日にかけて、テキサス州ダラスには230㎜以上の雨が降りました。多い地域では、400㎜を超えました。1000年に一度の豪雨と言われています。その影響で、ダラスのあちこちで道路が冠水、河川や湖に近い地域で鉄砲水が発生するなど、洪水被害も出ました。
実にアメリカで発生した、5週間で5回目の1000年に一度の豪雨でした。ウォームアップが終わった気候変動が全力疾走をはじめた。そんな感じです。
飛ばしすぎでバテて倒れろ。
ダラスでどんなことが起こったかは、ぼくがギズモード・ジャパンに書いたリポートを読んでもらうのが早いと思います(めんどくさいわけではないぞ)。
洪水が起こった地域の一部は、低所得層が浸水したトレーラーハウスから避難することに。州は災害宣言を出しましたが、被害額があるレベルに達しないと連邦政府からの援助を受けられないため、先行きは不透明です。弱者の救済が真っ先に行なわれるべきなのに、いつも後回し。
記者会見でジャーナリストから気候変動の影響について尋ねられた、化石燃料産業から献金を受け取っている州知事は、気候変動という言葉を一度も使わずじまい。いったいだれを見て政治をやっているのやら。秋の知事選で落ちてしまえ。
1000年に一度と聞くと、「ひとごと」「遠い場所で起こっていること」だと感じるかもしれませんが、地球規模で考えたときに、ほんのちょっとずれていれば、ぼくの地域が住む場所を追われていたかもしれません。
1000年に一度の足音(雨音)が、ぼくには聞こえました。
地球規模の壮大なロシアンルーレット、当たるまで続けますか?
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