英レディング大学の気候科学者であるエド・ホウキンス氏が世界平均気温のスパイラルGIFアニメーションを作成して話題になってから、触発されたのかビジュアライゼーションに目覚める気候科学者が増えてきました。
今回は、まず米航空宇宙局(NASA)ゴッダード宇宙研究所のディレクター、ギャビン・シュミット氏が作った世界平均気温の折れ線グラフ(上)を、同地球観測研究所(Earth Observatory)のジョシュア・スティーブンス氏がGIFアニメーションにしました。
July was the hottest month on record. Here's every month since 1880: https://t.co/bBmPGtiDcv #dataviz #climatechange pic.twitter.com/YZaIecgXjN
— Joshua Stevens (@jscarto) August 20, 2016
そして、これをアルバニー大学の大学院生であるクリス・コロース氏が応用し、IPCCのRCP8.5のシナリオ(気候変動対策をせずにこれまで通りの生活を続けた場合のシナリオ)による2300年までの世界平均気温を加えたアニメーショングラフを作成しました。
Present and future temperatures to 2300 in the context of the last ~10,000 years of civilization. #dataviz #climate pic.twitter.com/FoXY6gUyEj
— Chris Colose (@CColose) August 23, 2016
21世紀後半から2300年までの気温の上昇っぷりはもう笑うしかありませんが、その時代を生きることになる人たちにとっては笑いごとですまされる話ではありません。
夏の気温が今よりも平均で5℃以上高いとか、想像したくもありません。
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