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前回と前々回に続いて、今回も大気汚染と気候変動を絡めて話しているのですが、できるだけ問題をシンプルに伝えたいというわけで、化石燃料をウンコ、二酸化炭素をにおいに例えて日常会話をしています(日常会話にウンコはつきものですよね)。
ウンコに例えない場合の内容については、前回と前々回のエピソードの記事を読んでもらえればと思います。
最も二酸化炭素を出す石炭は、最も臭いウンコ。天然ガスと石油は石炭よりも排出量が少ないので、においがマシなウンコ。
でも、「ウンコはウンコやろが!」という話です。
リピート・アフター・ミー。
「ウンコはウンコ!」
「においがキツいウンコを先に廃止にしてください」
「ウンコを26%じゃなくて62%削減してください」
「ウンコを26%じゃなくて62%削減してください」
などというお願いを、気候正義を掲げる者は絶対にしちゃいけません。
環境正義/気候正義を訴える者が、不公正を段階的になくしてほしいと要求してはいけません。
差別や理不尽を押しつける権力者や企業に対して、踏みつけている足にかけている体重を少しずつ軽くしてほしいと訴えてはいけません。
環境正義/気候正義を求める者は、「脱石炭」を訴えてはいけません。
化石燃料によって傷つけられている世界中の社会的弱者を代弁するのなら、考えなくても「脱化石燃料」を訴えるはずです。
だって、ウンコはウンコですから。
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