気候ポッド 第17回 ~ 東京都知事選:宇都宮けんじ氏と山本太郎氏の気候変動対策を比べてみた。本当の「弱者の味方」はどっち?


2020年7月5日(日)は何の日?

アメリカの独立記念日の翌日で、新型コロナがさらに勢いを増して感染しまくるのが決定する日。

ではなくて、東京都知事選の投票日ですね。

Global City(世界都市)である東京がどんなリーダーを選ぶのか。日本にとってよりも、おそらく世界にとっての方がその意味は大きいような気がします。新都知事が温室効果ガス大量排出国の首都のリーダーとして、気候変動問題にどんなビジョンを持っているのか、世界が注目していると思います。なんてったって、日本がどこにあるのか知らない人でも、Tokyoのことは知っていたりするので。

さてさて、ここは気候変動のブログ&ポッドキャストなので、気候変動、その中でも特に気候正義問題で都知事候補がどんな政策を掲げているのかを比較してみることにしました。

そしたら残ったのは宇都宮けんじ氏と山本太郎氏だけ。

しかも、気候正義をカバーしているのも、まともな政策になっているのも、宇都宮氏だけ。

気候変動は、人類が直面している過去最大で最も深刻な危機です。社会の構造的な問題を増幅させる温暖化をこのまま放っておくと、弱者の被害は大きくなるばかりです。

にもかかわらず、メディアもまったく焦点を当てないし、そもそもずっと気候変動が争点になったことがないくらいなので、候補者がなんの政策も持ってなくても驚きはありませんが、日本の気候変動問題を取り巻く環境をひとことで表現すると「ひどい」です。

宇都宮氏と山本氏の気候変動政策へのリンクを貼っておくので、東京都の有権者は読んで聴いて、自分の考え、自分の理想とする未来像を共有できる(できそうな)候補者に投票してください。また、東京以外の方は、自分の住む道府県や自治体にも活かせそうな部分を探して、選挙の際に参考にするのも良いでしょう。


山本太郎氏
政策(中ほどに約20行の政策あり)
・ 意味不明な点として、れいわ新選組で掲げている「エネルギーの主力は当面LNG火力。再生可能エネルギー100%を目指します。」がどこにも出てきません。国政と都政は違う?それともただの二枚舌なのでしょうか?

宇都宮氏の政策を読むと、社会的弱者が気候変動の影響を最も受けることを理解しているのがよく伝わってきます。弱者を救済しない気候変動対策も、気候変動対策抜きの弱者救済もあり得ないのです。

が、山本氏の政策を見ると、弱者と気候変動の関係をまったく理解していないか、理解したうえでつながっていないかのように振る舞っているような印象を受けます。山本氏が力を入れている脱原発・脱被曝は、「環境正義問題」です。こっちの環境正義問題はなくすけどこっちの環境正義問題は放置する、もっと言えばこっちの弱者は助けるけどこっちの弱者は見捨てるなどあり得ないのです。

両候補共に「グリーン・ニューディール」という言葉を用いていますが、環境正義・気候正義の要素を一切持たない山本氏の政策は「グリーン・ニューディール」でもなんでもありません

みなさんは、どの候補のどんな政策を支持しますか?

千里の道も一票から。

GO VOTE!!

そしてとにかくなによりも「気候変動を日常会話に!

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